自啓館だより
令和2年 8月
No.180

こんにちは。と挨拶をして教室に入る生徒。 顔にはマスクを着用し、何も言われなくても、入り口に置かれているアルコールの容器を一押しして手の洗浄を行う。 3月頃は、毎回、声掛けをしなければ、なかなかできなかったのですが、今はそれが、一連の流れとして自然に行われています。

ウィキペディアによると、 「常識とは社会を構成する者が有していて当たり前のものとなっているもの。 社会的な価値観、知識、判断力のこと。 また、客観的に見て、当たり前と思われる行為、その他の物事のこと。 社会によって常識は異なるため、ある社会の常識が他の社会の非常識となることもある。」 とあります。

ここ数年、常識が常識でなくなることが多くなりました。 新型コロナウィルスによる日常の変化はもちろんですが、地震や豪雨などの自然災害では、50年、100年に1度の災害が毎年のように起こり、IT社会はAI、5Gへと変化していきます。 いずれも、ほんの十数年前には考えられなかったようなことです。 あること(もの)が常識としてみなされる時間は、これからだんだん短くなってくるのでしょうか。

さて、受験生は、部活も終わり、いよいよ受験モードへと切り替えていく時期となります。 これまでの自分の在り方を顧みつつ、これからの学習への取り組み方を変えていかなければないません。 今までの在り方を変えることはものすごくエネルギーを必要としますが、新しい環境に順応していかなければなりません。 頑張って続けることでそれが普通になります。 自啓館はそのサポートと役として、ともに努力していきたいと思います。

≪ 夏 期 講 座 の お 知 ら せ ≫

自啓館では、例年通り夏期講座を行います。 受験生はもちろん、他学年でも既習教科の補強や、通常授業で受けていない教科の受講、また夏休み明けの課題診断テストにも対応できます。 いろいろな形態に対応できる夏期講座です。

今年は、新型コロナウィルスの影響で夏休みが短縮されていますので、学校の授業日に合わせて、例年とは異なる日程で行います。 各教室によって、変わることがありますので、各教室長と相談の上、日程を決定してください。

3月~5月の約3か月間の学校休校による影響は、学校の授業の進度やテストの内容・結果などに出てきています。 失われた時間を取り戻すためにも、ぜひこの機会をご利用ください。 詳細は「夏期講座のご案内」をご覧ください。

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