令和3年 10月
No.194
No.194
たなびいている雲の切れ間からもれ出てくる月の光。 なんときれいで澄んだ明るさだろう。 と左京大夫顕輔が歌った百人一首の中の一首です。 “さやけさ”とは、「すんではっきりしていること、すがすがしいこと」を意味します。 台風14号が九州に接近したとき、月こそでていませんでしたが、秋の涼しさを感じました。 今年は8年ぶりの満月の仲秋の名月。 “さやけさ”を感じられるといいですね。
2学期が始まり、学校によっては分散授業をしていたところも、以前の授業状態に戻っているようです。 しかし、学校の授業進度を生徒たちに聞いてみると、例年ならこれくらいまで進んでいるかなと思われる通りの授業進度を確保している学校あれば、そうでない学校もあります。 また、中間テストはこの範囲かなと予想していると、一気に次の単元まで進んでいて、焦ることも多々あります。
各教室に来ている中学生は、教室によっても違いますが2~5校の中学校から来ていただいています。 これに各小学校、高校が加わり、学校によって教科書の進度が違い、テスト日程が違い、行事日程が違い、部活の日程が違いと、さらに昨年からコロナの影響もあり様々な要素で生徒の授業状況が変化します。 しかし個別指導だからこそ対応できることを見つけていきこれからも生徒の状況に合わせて学習指導をしていきたいと思います。