自啓館だより
令和3年 6月
No.190

九州が梅雨入りしました。 平年より20日早く。 統計史上2番目の早さだそうです。 コロナウィルスと梅雨とで気分が上がらない状況が続きます。 (梅雨が好きな人もいると思いますが。) こんなときは、NBLの大谷翔平選手の逆転ホームランや、NBAの八村塁選手の豪快なダンクなどの日本人の海外での活躍などを聞くと少しは気分が上がります。 自分なりの気分が上がるものを見つけて過ごしていきましょう。

さて、今年の中学校の教科書が改訂されたことは、1月に英語を例に挙げてお知らせいたしましたが、今回は理科について紹介したいと思います。

まず、今まで1年で習っていたものが2年で習うなど、習う学年が変わるものがあります。 また、新たに追加されたものとして「同位体」、「光の色」等があります。

さらに、扱う語句が変更されます。 例えば、「脊髄」「脊椎」「哺乳類」等は漢字表記となりました。(ルビは打たれています。) 「化合」は「結びつく」に言い換え。(用語としての「化合」はなくなる。) 例:「酸素と化合する」と表記されていたものは「酸素と結びつく」になります。 化合でも分解でもない化学変化が扱いにくいのと、高校では、「化合」という語句はほとんど使われないからだそうです。

また、遺伝で使われていた「優性」「劣性」という言葉がそれぞれ「 顕性(けんせい) 」「 潜性(せんせい) 」に変わります。 遺伝に優劣があるかのような誤解を招く恐れがあるので日本遺伝子学会などで見直しの動きが進んでいたそうです。

生徒にとっては最初からそれとして扱われるので問題ないと思われますが、われわれ教える側の方が、頭の切りかえをしなくてはなりません。 日々勉強ですね。

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